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一寸先はひかりだ!

復興の春(2018年)

東北の事象と皆様に
多くの大切なことを教えて頂きました
ありがとうございます

福島県富岡町

宮城県石巻市
いしのまき復興マラソン

2018年6月、東京電力福島第一原子力発電所の事故による避難区域のひとつ、福島県富岡町の北東部を視察研修して来ました。
大震災時に発生した事故以降、高放射線量の影響で避難を余儀なくされた富岡町でしたが、現在も帰宅困難区域に指定されている北東部を除き、2017年4月1日に避難解除されました。


特に放射線量が異常値を示す避難区域はフェンスが張られ、除染作業をする作業員以外は立入禁止でした。

 

フェンス内を見渡すと、住宅や公園、商店や医療施設などが確認でき、住民のいないその地域で専用マスクや防護服などの装備をし除染作業をしている作業員の皆さんが見られます。

フェンスの外側でも、放射線量が高い区間を含む「帰還困難区域」があるため、自動二輪車、自転車、徒歩の通行は禁止され、密閉できる四輪車のみの通行が許可されていました。人のいない国道には大型店舗やコンビニ、飲食店などが雑草の中に建ち並んでいます。


2017年4月1日に避難指示を解除された福島県富岡町の一部区域では、庭で作業をしている人や通りを歩く人、自転車やバイクに乗る人が見られました。除染作業が終わり安全が確認できれば、このように避難解除されていくのでしょう。

 

避難解除され、防災林造成のための盛土や堤防造成が進む富岡町の一地域






2015年から宮城県石巻町で復興の一助として開催されている「いしのまき復興マラソン」。第4回となる大会に、私たちはハーフマラソンの部に参加しました。

「石巻市総合運動公園」が発着点です。会場には1964年の東京オリンピックで使用された聖火台があります。各種国際マラソンでなどで活躍したゲストランナーの谷川真理さんが出走前の選手に挨拶をした後、この聖火台に点火しスタートの号砲が鳴ります。

※この大会後、復興のシンボルとして一時的に貸し出されていた旧聖火台は、2020東京オリンピックのメイン会場、新国立競技場の入口付近に配置することが決まったそうです。








仮設住宅が建ち並ぶ会場周辺を抜けて農村地帯を走るコースです。
ハーフマラソン(21km)の途中には給水所がいくつもありますが、ここではボランティアのほか、自衛官の皆さんもスポーツドリンクや水を提供してくれています。自衛隊の給水車を横付けし水を供給するのは復興マラソンだからこそ見られる風景だと思います。









景色のきれいなコース、沿道で応援する地域の皆さん、活気ある素晴らしいマラソン大会でした。今後も末永く続けてほしいと思います。



今回も知り合った多くの皆様に感謝いたします。

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